滋賀県における県立図書館を核とした公共図書館の資源協力 (特集:リソース・シェアリング:資料利用のための協力)
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概要
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公共図書館が,住民から多様な資料需要に的確に応えるためには,中核館としての県立図書館と市町村立図書館が,有機的な機能協力をすることによって,ひとつの資料提供システムを確立することが大切である。滋賀県立図書館では従来からの協力車による市町村立図書館への巡回活動に加えて,全県的な保存図書館活動を展開するために資料保存センター機能を備えることになった。市町村立図書館における除籍資料で県立図書館未所蔵のものは,新たに県立図書館の資料として受け入れられ県内の市町村立図書館で共同利用できるようになった。平成4年度は約6,000点が受け入れられた。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1993-11-01