情報探索過程を踏まえた検索システムの開発へ向けて : レファレンス・ブックを利用した探索過程の調査
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概要
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本研究は, 司書課程受講者436名を対象に, 彼らがどのようなレファレンス・ブックを利用して情報探索を進めるのかを調査したものである。明らかになったのは, 以下の点である。(1)事典・図鑑類と辞典・辞書類の利用度はかなり高く, その割合は全体の40%以上である。(2)情報探索過程は, 実際には, 二次資料, 三次資料, 二次資料というように展開する。この結果を踏まえ, レファレンス・ブックを情報源として持つ情報検索システムの検索手順のモデルを提示した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2002-02-01