地方自治体の公文書へのアクセス(<特集>情報公開の現状:情報政策の観点から)
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概要
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情報公開制度は, 「透明, 公平, 平等」に情報を公開させるためのものである.コネ, 力関係による不平等な公開がなくなり, リークによる情報操作を許さないためのものである. 公文書へのアクセスの阻害要因として, (1)非公開条項, (2)文書の不存在, (3)実施機関の限定, (4)検索・文書特定の問題, (5)手数料, (6)期間延長等実施機関の怠慢などがある. それにもかかわらず, 地方自治体の情報公開制度の活用は多くの成果を挙げてきた.近く施行される国の情報公開法とあわせてより積極的な活用により阻害要因を克服する必要がある.
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2001-02-01