納本制度改革の動向 : 国立国会図書館の電子出版物への対応(<特集>「出版と情報」の編集にあたって)
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概要
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納本制度は, 国内で刊行された出版物を国立国会図書館に納入させる制度として昭和23年に創設されたものである。これまでの納本の対象は, 紙媒体による出版物が中心となっており, 近年の電子出版物の増大に対応することが急務である。国立国会図書館では, 国立国会図書館法の改正により, CD-ROM, DVD等の有形の媒体に情報を固定した「パッケージ系電子出版物」を納本制度に組み入れ, あわせて, 国, 地方公共団体等の出版物の納入部数について所要の見直しを行うこととしている。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2000-04-01