大学図書館の地城に対する公開について : 東海大学附属図書館における事例 (<特集>変貌する大学図書館)
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概要
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大学図書館の「公開」は時代の趨勢の中で一般的なものとなりつつあるが, その実態は大学によって様々である. 「公開」を実施しているという大学においてもその内容には, まだ検討の余地のあるところも多いのではないだろうか. しかし, まず無理のない範囲でサービスを始め, その実績の上で可能性を探っていく事も「公開」の安定した運営のためには必要であろう. ここでは地域図書館との協力という形で地域住民へのサービスを実施している東海大学附属図書館の事例を具体的に紹介する. そして大学側と市民の間に立った現場の図書館員がどのようにこのサービスをとらえているかを知って頂く事により, 相互の理解の深まる事を期待するものである.
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1998-01-01