電子ジャーナルは認知されてきたか? : 二次文献出版社ISIの立場から (<特集>電子ジャーナルとネットパブリッシング)
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概要
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昨今の電子ジャーナルの増加には目を見張るものがあるが,その形態には電子的にのみ配布されているもののみならず,何等かの形で印刷体もあるものまでさまざまあり,またその定義もはっきりとは定まっていない。現時点で考えられる電子出版の長所・短所を検証してみた。電子ジャーナルの増加は雑誌をデータベース化している二次文献出版者をも巻き込んでおり,ここ一年程の間に電子ジャーナルを索引し始めた二次文献出版者も多い。最後に電子ジャーナルと混同して語られることもある電子図書館の定義をし,二次文献出版者の立場から多角的なプロジェクトを提唱しているISI社(Institute for Scientific Information)の例を紹介した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1996-07-01