コンピュータ犯罪の変遷と今後の問題点 (<特集>コンピュータセキュリティ)
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概要
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コンピュータ犯罪は,米国では1960年代に発生し,わが国では1970年代になって発生した。そして,1980年代の後半に入ると,ネットワーク社会の国境なきコンピュータ犯罪としてハッキング,コンピュータウイルスやワームの移植などが出現してきた。さらにネットワークが普及した1990年代後半には, ネットワーク上でのデマ,詐欺などの新しいリスクを,心配しなくてはならなくなってきた。また, ネットワークを介しての間接人間関係の形成が若者に与える影響にも注意を要する状況になってきている。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1996-05-01