企業における情報システムの災害対策 (<特集>コンピュータセキュリティ)
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概要
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阪神・淡路大震災は6300人を超す死者と多数の建物や道路等の損害をもたらした。そして企業活動に大きな影響を与え,情報システムの災害対策に関して二つの問題点を明らかにした。一つはいまだ多くの企業でバックアップシステムが構築されていないという点,二つめは, ダウンサイジングに伴うオフィスの情報システムの脆弱性である。ここでは米国で一般的なバックアップ業が日本で育たなかった理由とその対策について述べ,次にオフィスビルの弱点を解説しインテリジェントビルを例にとってオフィス内システムの災害対策について述べる。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1996-05-01