日本におけるOCLCサービス (<特集> 北米におけるビブリオグラフィック・ユーティリテイ'90s)
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概要
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OCLCは1967年の創設以来世界最大の書誌ユーティリティとして活動を続けている。現在の書誌データ数は2200万件,参加館は1万館に及んでおりデータのメンテナンスにも色々な方策を行っている。日本においては1986年より紀伊国屋書店が代理店となってそのサービスを提供している。現在提供しているカタロギングサービスは大きくはオンラインと遡及に分けることが出来るが,それぞれ大学図書館を中心に利用されている。前者は新規受け入れ本や滞貨本の整理に,後者はMARCの一括作製に利用されている。今後は日本でもILLやEPICといった新しいサービスの提供も検討している。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1990-11-01