連字法索引と渡り語探索
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概要
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パーソナルデータベースにおいて,索引作業は緻密な主題分析によってキーワードを付与できる熟練者が得難く,もしそれが可能であっても探索する側にそれに対応できる知識が乏しい。スタッフの不足に対応して,その技能に依存せず完全自動的に対象データを切り出し,探索用キーワードとする連字法をさきに筆者らは提案した。その後探索方法に検討を加え,日本語熟語が4文字のものが多くかつ第1,2文字と第3,4文字の2個の組み合わせ例えば「情報探索」が「情報」と「探索」に分解でき,それぞれの語が意味をもつ,ここで第2,3文字「報探」の意味をもたない語を「渡り語」と名付け,無意味の故に出現回数が少ないことに着目,探索用アルゴリズムを開発した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1995-09-01