図書館パスファインダーに見る次世代図書館の可能性
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概要
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図書館パスファインダーは北米において40年以上にわたり,レファレンスサービスの重要な役割を担ってきた。しかし日本の図書館においては確立したサービスとして提供されてきていない。インターネットを含む新しい技術の出現により電子パスファインダーに進歩することで,図書館パスファインダーは利用の可能性が開けてくると考えられる。図書館パスファインダーとは何であるかを紹介し,発達の歴史をたどりながら,OCLC Connexion Pathfinder(旧CORC Pathfinder)作成経験を通して予想される「図書館ポータル」の機能要素としてのその将来像を示した。厳しい現実に直面する私立大学函書館において,これからの新しいサービスになり得るかは国レベルでの環境整備やサポートが不可欠である。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2002-10-01
著者
関連論文
- 知識資源のメタデータ, 谷口祥一・緑川信之著, 東京, 勁草書房, 2007.5.10, A5, 248p., ISBN:978-4-326-00031-9, 定価2,940円(税込)
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