Munchausen's Stridor を示した若年男性の 1 例 : 原因としての下咽頭部の機能的狭窄
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概要
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気管支喘息と過呼吸症候群の既往のある15歳の男性が, 吸気時の著しい喘鳴とともに呼吸困難を主訴として入院した。肺機能検査から胸郭外の気道閉塞が疑われ, 無麻酔下に気管支鏡検査を行ったところ喉頭蓋が吸気時に変形, 振動し, 下咽頭部が狭窄しているのが観察された。精神安定剤の投与や心理療法により, これらの症状が改善, 消失したことから, 心因性に引き起こされた下咽頭領域の機能的狭窄により吸気時の気道閉塞がもたらされたものと考えられた。
- 日本呼吸器内視鏡学会の論文
- 1991-09-25
著者
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坂本 匡一
東京女子医科大学第1内科
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永井 厚志
大原医療センター呼吸器科
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山口 恵理子
大原医療センター呼吸器科
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高橋 英孝
大原医療センター呼吸器科
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坂本 匡一
大原医療センター呼吸器科
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佐藤 稔
大原医療センター循環器科
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