ユーザの探索戦略を用いたWebでの情報収集支援(知識情報インフラ)(<特集>人工知能分野における博士論文)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では,個人のWeb上での情報収集を支援するための任意時間制御およびナビゲーションのためのブラウジング戦略の学習手法を提案し,PWM(Personal Web Map)システムおよびFuture Viewシステムに適用することによりその有効性を示す.個人の情報収集の形態は,Webロボットによる情報収集と,ユーザのブラウジング行動による情報収集の二つに分類することができる.まず前者では,Webロボットにより収集されたWebページの収集状況を,任意のタイミングでユーザに視覚的に提示し,ユーザはWPSと呼ぶキーワード空間を通してWebロボットの任意時間制御を行うことにより,興味を反映した情報収集を実現している.また後者では,Webページの内容情報に加え,ブラウザのボタンクリックなどのユーザの行動情報を用い,2種類のクラシファイアシステムでブラウジング戦略を学習し,Webページの探索に適用することで,ブラウジング履歴を有効に活用し,ユーザがたどり着くであろうWebページの提供を実現している.実験により,これらの手法の有効性を示すとともに,PWMシステムとFuture Viewシステムに適用した場合のユーザビリティについて考察した.
- 2005-01-01
著者
関連論文
- Future View : ブラウジング戦略の学習に基づく Web ナビゲーション
- Future View : クラシファイアシステムに基づくWebブラウジング支援(9月15日)(「アクティブマイニング」及び一般)
- Future View : クラシファイアシステムに基づくWebブラウジング支援(「アクティブマイニング」及び一般)
- ユーザの探索戦略を用いたWebでの情報収集支援(知識情報インフラ)(人工知能分野における博士論文)
- D-8-21 Future View : ブラウジングパターンの学習に基づく Web ナビゲーション
- マルチWebロボットによるユーザの興味を反映した情報収集
- インターネット情報マップを用いた個人の興味を反映した情報収集