射影空間の図形の表示技術
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概要
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同次座標による図形・形状処理の研究の一環として,同次座標による図形の表示技術について述べる.射影空間の線分を表示するための方法として,同次座標による線分のクリッピングおよびポリゴンクリッピングをみなおす.また,射影空間の多角形を塗りつぶして表示するためのスキャンコンバージョンのアルゴリズムを紹介する.これらのアルゴリズムは射影空間の図形だけではなく,通常のユークリッド図形を表示するためにも利用できる.射影空間の図形の表示は有理多項式曲線・曲面の表示や円錐曲線・2次曲面の表示に有用である.また,これらのアルゴリズムは一貫した表示プロセスの開発のための重要なツールとなる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-08-17
著者
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