タイミングモーターについて
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概要
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本諭で述べる新しい方式のタイミングモーターとは, 小型同期電動機の一種で, 円筒の周辺上に交番極性の磁性を有するフェライト製永久磁石口ーターと励破線輪を包囲し, 且線綸の両側よりその内側にテイース状に交互に突出する多数のポール郡を具えたステーターを有し, 該ポール郡はくま取板により位相を推移した滋束を有する補極を構成するボール郡と交互に主極を形成する如くした単方向自己起動同期電動機である。補極は, くま取板で40℃〜45℃電気角の磁束位相差を有し, 主極と補極の偏位は竃気角で, 135°〜140°とすることにより, 単方向自己起動が確立されることを述ベ, その原理構造, 特性および特徴, 応用につき論じてある. 特筆すべきは従来この種モークーは逆転止め機構を有していたため, 起動特性, 雑音, 寿命etc大きな欠点があったがすべて解決し小型化され, 構造がきわめて単純化された点にある.
- 社団法人日本時計学会の論文
- 1968-03-20
著者
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