キーボードとペンを併用するノートエディタの研究
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概要
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パソコンが普及し,情報教育が盛んになった現在でも,ノートは未だ手書きで書かれている.これはノートに対する文書作成速度と多様な図形の描画の要求がパソコン上でのノート作成を難しくしているためである.そこで我々は,それらの要求を解決してパソコン上でも手書きと同じようにノートを書くことのできるアプリケーションを開発することを目指し,テキスト入力をキーボード,図形の描画をペンで行う"ノートエディタ"を開発した.本論文ではノートエディタの概要,文書作成速度を向上させる3つの機能,ノートエディタの総合評価実験について説明する.総合評価実験では4名の被験者が継続して講義ノートを作成し,十分なパソコンスキルを持つ2名のユーザがノートエディタは便利であると評価した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-22
著者
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