一次元プロセッサアレイ用データ並列言語1DCによる画像処理アルゴリズムの記述とそのコンパイラ
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概要
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一次元SIMD型プロセッサアレイ(LPA)は、その低レベル画像処理にマッチした構成から、多くの画像処理システムのアーキテクチャに採用されてきているが、プログラム開発にはこれまで実用的な高級言語環境が提供されていない。本論文では、まずLPA向きに設計されたデータ並列言語1DC (One Dimensional C)、および高集積型LPAであるIMAP向けに実際に開発された、1DCを中心としたプログラム開発環境について述べる。次に、画像処理アルゴリズムの各処理形式に対し、行単位、列単位、行方向シストリック、斜方向シストリック、そして仮想スタックの5つのLPA向き並列化方式を指針とした、1DCによるLPA向き並列化記述手法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-08-27
著者
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