高速通信のためのアーキテクチャ・サポート
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概要
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1Gbpsを越える,きわめて高速な通信媒体が利用できるようになっている.しかしながら,通信機構のオーバヘッドにより,このような通信媒体の性能を十分に活用できないのが現状である.通信機構の性能の測定によれば,プロトコル処理のみならず,DMA機構の制御や,データ・コピーによって大きなオーバヘッドが生じていることが判明している.本稿では,このオーバヘッドを削減するために,通信機構を実現する際に,DMA転送機構を使用しない方法と,仮想アドレス空間との間でデータ転送が可能な改良されたDMA転送機構を利用する方法をあげ,両者の優劣について論ずる.
- 1993-10-21
著者
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