2. アジアのインターネット基盤と衛星インターネット技術(<特集>WIDEプロジェクトと最新インターネット技術研究動向)
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概要
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アジアでは, 地上回線整備によって広帯域化された地域と, 引き続きインターネット接続が貧弱な地域の混在が続くと予想される.この状況において, 衛星インターネットは, ディジタル・デバイド解消に資する情報共有技術として大きな役割が期待されるが, 地上回線と比べて狭帯域であるため, 無線帯域を効率的に利用する必要がある.本稿では, Al^3ネットワークの構築と変遷を事例に, 衛星インターネットの最適化手法と実際の適用例を解説する.また, UDLおよびUDLRの実証実験, アジア規模の遠隔教育活動に利用されているUDL上のマルチキャスト, アジア地域へのIPv6普及促進など, 衛星インターネットを利用してAl^3が取り組んでいる最新の活動を報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-08-15
著者
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