教育技術標準化の国際動向とSC36の活動
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概要
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近年, 教育技術標準化の動きが急速に展開している.コンピュータネットワークを活用した教育(e-Learning)では, 教育コンテンツ, 学習者, 学習体系に関する情報の記述体系の標準化が相互互換性の重要なポイントとなる.国外では, AICC, IMSなど民間ベースのコンソシアムやADLなど政府主導の団体が, WBT(Web-Base Training)コンテンツの標準規格SCORM(Shareable Content Object Reference Model)や学習資源情報検索のためのLOM(Learning Object Metadata)規格などをはじめ各種の規格をコンソシアム標準として提案しており, IEEE, ISOなどのデジュリ標準団体も, これらのコンソシアムと密接に連携しながら活動を進めている.国内でも先進学習基盤協議会(ALIC)がこれら国外団体と積極的に連携を進めるとともに, 国内での普及のために, SCORM準拠教材テストベッド開発, 各種ガイドラインの作成, 新規標準規格の提案などを進めている.講演では, これらの団体の活動をe-Learningをとりまくビジネスの状況を交えながら紹介する.
- 2001-09-15
著者
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