いもち病防除剤, ペンタクロロベンジルアルコールの作用機構に関する研究 : いもち病菌の人工膜穿孔能力の阻害について
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概要
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Pentach1orobenzyl alcoho1 (PCBA), a specific rice blast control agent is known to have scarce antifungal activity but prevents the hyphal penetration of blast fungus into host tissue. The present work is aimed to clarify, by using a model "fungus-artificial membrane" system, whether the inhibition of hyphal penetration is due to the direct action of PCBA to the fungus itself or the compound is metabo1ized within the host tissue to some fungitoxicants. Blast fungus can penetrate through ce11ophane membrane when a drop of conidia suspension is placed on a ce11ophane sheet which is floated on a boi1ing water extract of rice straw and incubated for 48 hr at 27℃. PCBA prevents the penetration through ce11ophane by blast fungus at 1ow concentration, so one of the most important mode of actions of PCBA might be the deprivation of pathogenecity of blast fungus and the possibi1ity of iotransformation to some toxic compounds in rice leaves which actually b1ocks the penetration of hyphae is most likely ruled out. PCBA has no effect on boring of ce11ophane membrane by Cochliobolus miyabeanus and Alternaria citri which are uncontro11able pathogens by the compound. PCBA inhibits neither production nor activity of ce11ulase of blast fungus, therefore these results may suggest that the mechanism of hyphal penetration is rathermechanical than enzymatical.
- 日本植物病理学会の論文
- 1968-09-30
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