経営情報データベース化のための計量的分析に関する調査研究 : データベースによる日本語文献計量分析の事例
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概要
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経営情報に関する文献データベースの構築・利用を促進するため,日本語データベースとしてJOINT(Journal of Industrial Titles)を取り上げ,計量書誌学(ビブリオメトリックス)手法を用いて定量的分析を実施した。経営関係文献情報の電算機処理・解析で得られたデータを評価し,経済・社会事象のすう勢把握,各界オピニオンリーダー(人物・媒体)判定,予測のための先行指標づくりを行うなど,データベースの複合的利用法を探るのが目的である。そのため具体的事例として五つの分析テーマを設定し,マクロ経済,個別産業・企業活動の両視点から,データの有効性検討を行った。テーマは経済・景気の見通し,通商摩擦,広告,3大流通企業グルーブの動向,オフィスオートメーション(OA)である。データの推移,著者・掲載誌分析の結果,分析手法としての妥当性が実証され,さらに今後の研究方向について示唆を得た。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1984-08-01
著者
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