オキシテトラサイクリンの注入によるスモモ葉焼病(仮称)の発病抑制
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概要
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オキシテトラサイクリンの注入によるスモモ葉焼病 (仮称) のスモモの葉焼病はオキシテトラサイクリン (OTC) の樹幹注入により抑制された。作業にはコード無ドリル, 28/163cmドリル刃, 金ヅチおよび OTC カプセルを必要とした。4月下旬又は5月上旬に1回目, 10月中旬に2回目の注入が最も効果的であった。それぞれ 0.16g の OTC を含む 4ml の溶液の入ったカプセル2個分を各時期に各樹に注入し, 対照樹にはキャリア液のみをそれぞれ注入した。1984年4月, 1985年5月および1986年5月にそれぞれ1回目, 3回目および5回目の注入を行ない, 1984, 1985および1986年の各8月に調査した結果, OTC による発病抑制はそれぞれ61.5-100%, 73.3-100%および76.9-100%であった。1984年10月に2回目の注入を行なった樹では翌年5月には対照樹に比べて小枝の枯死が格段に少なかった。
- 1987-07-25
著者
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Gardner D.
Consultant 38 Pointer Place
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CHANG C.J.
Department of Plant Pathology, University of Georgia, Georgia Experiment Station
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YONCE C.E.
USDA, Southeastern Fruit and Tree Nut Laboratory
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Chang C.j.
Department Of Plant Pathology University Of Georgia Georgia Experiment Station
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Yonce C.e.
Usda Southeastern Fruit And Tree Nut Laboratory