医学・医療情報活動の国際協力 : 東南アジア医療情報センターの事例報告
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概要
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東南アジア医療情報センター(SEAMIC)の文献出版沽動の当面している問題と今後の展望について述べた。SEAMICの事業は,わが国の数少い医学医療分野の国際協力活動とされているが,従来は日本対SEAMIC参加国という,いわばunilateralな協力システムで運営されてきている。この状態を脱却し,日本を含む参加6ヶ国間のmultilateralな協力システムを構築しようという動きが,ここ数年米SEAMIC内で高まってきている。SEAMIC事業の中でも大きな柱である文献出版活動の面では,この問題を1981年8月にインドネシアで開催された第9回セミナーで取上げたので,セミナーでの討議及び勧告にもとづき,今後東南アジア諸国との医学・医療情搬活動の協力を促進する上で考慮すべき点について言及した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1982-01-01