科学技術諸活動の相関分析 : 連結ベクトル法による定量分析試論
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
科学技術関係の資料の増加特性と,科学技術活動の諸要素との関係をとらえることを目的として,国内で刊行した科学技術関係の図書数・雑誌数・特許出願数と,研究費および研究者数の相関を,連結ベクトルグラフを用いて分析した。この結果,雑誌刊行数の増加は,ラグタイム1年を置いた研究者数の増加と強く相関し,ラグタイム4ないし5年の置いた研究費の増加とやや相関する。特許出願数の増加は,研究費・研究者数のいずれの増加ともあまり関連を示さないなどが明らかになった。次に,世界の科学技術関係の図書の出版量と研究費・研究者数の関係を,順位データを使用し,定量指標を算出して分析した。この指標により,図書出版量と研究費および研究者数の間にはかなりの相関があり,研究費の方がやや高い相関を示すことがわかった。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1980-12-01
著者
関連論文
- 科学技術関係洋雑誌の増加傾向
- 電子計算機利用による書庫割付けシステム:ALSAS
- Biblid(逐次刊行物の識別標示) : 機能,構造および問題点
- 科学技術諸活動の相関分析 : 連結ベクトル法による定量分析試論
- 科学技術諸活動の相関分析 : 連結ベクトル法による定量分折試論 : 第10回ドクメンテーション・シンポジウム概要
- 電子計算機利用による書庫割付けシステム--ALSAS(Automatic Library Stacks Allocation System)
- 電子計算機利用による書庫割付けシステム--ALSAS(Automatic Library Stacks Allocation System)
- 数表現の日英表記システム(p.25〜39) : "INFORMANT"3(1)(1985.03)掲載論文要約