参加者間の作業時刻のずれを許容する"準同期型"マルチメディア・コラボレーションシステム(<特集>マルチメディアコミュニケーションシステム)
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概要
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ネットワークの大容量化とPCの高性能化により, 3次元仮想空間やプレゼンテーションツール, ビデオ画像を共有して会議や協調作業を行うシステムが種々考察され実用にも供されつつある.これらのシステムには参加者が同時刻に会議や協調作業に参加していることを前提とした同期型と., 会議開始前にあらかじめ意見を述べたり, 終了後に状況を把握したりする比同期型がある.しかし, SOHOや在宅勤務では周囲からの割込みや急な来訪者による中断や, 開始時点に全員が揃わないことも予想される.本文では遅刻や途中離席など短時間の不在時の状況を高速再生して全体の進行に追い付いたり, 参加時間がずれている間も許可された範囲で相互操作を許容する"準同期型"のコラボレーションシステムについて述べる.実験システムの機能・構成, 準同期状態における制御・操作手法を説明し実行例を示す.
- 2001-12-15
著者
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