紙プログラミングにむけた楽譜認識
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々は, 紙の上でプログラミングをするためのプログラミング言語として, 楽譜のようなものを考えている.楽譜は音楽演奏をするためのプログラムと見なすことができ, その文法は非常に明確である.本発表では, そのようなプログラミング言語を実現するために必要な楽譜の認識方法について述べる.我々の認識方法の基本は以下のとおりである.まず楽譜を縦方向に射影して, その像から個々の音譜画像の分離を行う.次に分離した音譜画像を横方向に射影して, その像から五線を抽出し, そのもとで音譜の位置や形状を射影した像から推定する.この方法だとアルゴリズムが単純なため, 高速に楽譜を認識することができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-11-15