リニューアル可能な暗号認証システムの検討
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概要
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現在, システムで使用している暗号方式の安全性が低下した場合の対策が重要な問題になっている.従来の暗号認証システムは, 使用する暗号方式が固定されているものが多く, また, 使用する暗号方式を複数の中から選択して利用可能な暗号方式が固定されていないシステムでも, 暗号方式の安全かつ効率の良い変更を考慮した設計がされていない.したがって, システムの暗号方式を変更しようとする場合, 莫大な時間と金額が必要となる.また, システムで使用する暗号方式が固定されているため, 情報の価値を考慮した効率的な暗号化を行うことができないという問題も生じる.そこで, 本論文では, システムで使用する暗号方式をネットワークを介して安全かつ効率良く更新可能であり, 情報の価値を考慮して暗号方式を選択し使用可能な「リニューアル可能な暗号認証システム」を提案する.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2000-08-15
著者
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遠藤 直樹
株式会社東芝SI技術開発センター
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栃窪 孝也
株式会社東芝SI技術開発センター
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岡田 光司
株式会社東芝SI技術開発センター
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岡本 栄司
ウィスコンシン大学暗号セキュリティセンター
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岡本 栄司
ウィスコンシン大学暗号セキュリティセンター:東邦大学理学部
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栃窪 孝也
東芝 Si技開セ
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