イントラネット向け情報提示システムに関する検討(<特集>マルチメディア通信と分散処理)
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概要
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近年, オフィスへのイントラネットの導入が広く普及しており, ネットワークを使って業務を円滑に行えるような環境が一般的になってきた.つまり, 電子メールやWWW(World Wide Web)を連絡事項のような社内情報の提供に使用することもいまでは常識となりつつある.社内情報は全社員に確実に伝達されるべきであるが, 既存の情報提供システムでは, 利用者が意識的にアクセスすることが前提となっているなど不充分である点が多い.そこで本稿ではイントラネットにおける社内情報提供システムの要求条件を整理し, これらを満たす社内情報の提供方式として, ポップアップウィンドウで能動的に社内情報を提示するInfoTuner方式を提案する.実際に社内情報の提供にInfoTuner方式を適用した結果, 電子メールやWWWのような既存のシステムよりも社内情報の伝達が効果的に行えたことについて述べる.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1999-01-15
著者
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