パラメトリック曲面の交線を求めるための一手法
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概要
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3次元CADのモデリングで最も重要な技術の一つに曲面処理があり,断面形状生成,曲面のトリミング,フィレット曲面生成等の曲面処理はすべて曲面の交線を求める問題に帰着すると言っても過言ではない.本論文では曲面モデルの加工への利用を考慮に入れた精度の良い交線を求めるアルゴリズム,およびそれを応用したフィレット曲面の生成について述ぺる.従来の手法では曲面を多面体近似するのが一般的であったが,これをそのまま用いると精度,処理速度で問題があった.本文で提案する手法はQuadtree構造を使って交線の初期点を求め,その後直接曲面データを用いて2曲面間のパラメータを同時に変化させて交線を探索するものである.この手法を,既に実用化している当社の3次元CAD/CAMシステムに組み込み,実際の電気製品の3次元形状の定義に適用し,さらにマシニングセンタでモデルを切削して,その有効性を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1987-01-15
著者
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小堀 研一
シャープ(株)技術本部コンピュータシステム研究所
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西岡 郁夫
シャープ(株)中央研究所
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長田 義弘
シャープ(株)技術本部コンピュータシステム研究所
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西岡 郁夫
シャープ(株)技術本部コンピュータシステム研究所
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小堀 研一
シャープ(株)
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