プロッタの漢字筆順最適化
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概要
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XYプロッタでグラフ構造をもつ図形を作図する場合にペンの移動順序をうまく定めると, 作図時間を大幅に短縮することができる. 本論文では, プロッタのライブラリとして提供されている漢字作図データを用いて, 漢字を平面グラフとして表し, 最適なペンの移動順序を見いだす問題を考える. ここでは, 二度書きを許して, ペンの上下回数を最小とし, その条件の下で無駄なペンの移動量を最小とすることを目的とした. 実際に2,051文字を対象として最適化作図データを作成した結果, 平均して, ペンの上下回数は約54%に減少し, 縦横2.5mmに作図する場合の作図時間は約70%に減少した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1984-05-15
著者
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