オペレーティングシステム概念に基づく開放型計算機網アーキテクチャの設計方式
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概要
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本論文では, 今後のコンピュータネットワークは, 不特定多数の種々の計算機, 端末等を公衆データ網, 電話網, 専用線等で結合し, 単に装置間の通信を可能とするばかりでなく, 利用者がこれらのネットワーク設備を効率良く共用することにより経済的な分散処理を実現することのできる開放型計算機網へと発展させてゆくことが必要であることを提案し, その特徴を構成, 利用形態, 運転形態の観点から具体化している. また, この開放型計算機網を対象とするネットワークアーキテクチャの設計において, 物理構成との対応性のよいモデル化の手法, 効率的なネットワーク資源の共用を実現するオペレーティングシステム化(資源化/論理化/仮想化)の手法, プロトコルの独立性と性能を勘案した2次元階層化(レベル/レイヤ)の手法, および, 多様な高位プロトコルを効率良く実現する仮想システム方式(通信マシン/通信プロセス)を提案し, その有効性を論じている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1982-03-15
著者
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