区分的最良近似およびそのプログラム
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概要
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最良近似式は近似条件を満足する超越連立方程式を解くことにより求める.本論文では補間点を操作して最良近似式を求める方法を述べる.その操作は次のように行う.i)「誤差関数の0点(補間点)と隣の0点との距離」と「その間にある偏差値」の比例関係を仮定する.ii)偏差値の「ある種の平均値」を求める・iii)平均値と偏差値との差を旧0点と新0点の距離に変換する.iv)新0点から最良近似式を求める.さらに,また,近似区間を分割し,各区間で指定された有理式の最良近似式を求め,全体でも偏差値が等しくなるように分割点を決める方法を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-15
著者
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