C言語に対するブロックオブジェクト機構の拡張
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
制御構造の再利用はプログラミングにおいて有効であると考えられる.本稿では, C言語の拡張機構として, 制御構造に相当するアーティファクトを関数として定義するためのブロックオブジェクト機構を提案する.同様の機構はすでにSmalltalk等において実現されているが, 本機構ではC言語の構造的制御文の一般化が計られており, 呼出元におけるブロック外への分岐, 呼出先からブロック内への間接分岐および間接テーブル分岐, およびcase名札やbreak文等の機構の定義が可能である.本機構によりC言語に含まれるすべての構造的な制御構文と機能的にほぼ等価な関数を定義できることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-15
著者
関連論文
- GNU形式コマンドプログラムへのメタプログラミングを用いたAOPの適用
- スタックフレーム外オブジェクトの直接参照
- 大域情報を用いた動的スコープの実装
- HAVi
- Jini
- C言語に対するブロックオブジェクト機構の拡張