デュアルユース型冗長構成方式における機能検証手順(信頼性)
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概要
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筆者らは重要なデータの処理および通信だけを首尾一貫して多重化することにより,コストパフォーマンスとフォールトトレランスの両立を可能にするデュアルユース型冗長構成方式をすでに提案してきた.提案方式に基づくシステムは,平常時には機能検証を行い,非常時(フォールト発生時)にはフェイルソフトな動作に移行する.本論文では,特にデュアルユース型冗長構成方式における機能検証手順について説明する.実験システムに対して機能検証手順を適用した結果,ネットワーク切断や輻輳をフォールトとして検出し,その有効性を確認することができた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-07-15