551. 丹波帯南縁部のペルム紀砂岩産植物微化石
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概要
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筆者らの一人, 八尾は京都府相楽郡和束町原山北方の丹波帯南縁部(または領家帯えの漸移部)のペルム紀泥岩層中のレンズ状砂岩から多数の植物微化石を検出した。筆者らの他の一人, 高橋はこれらの微化石を検鏡し, 花粉としては?Araucariacites gloriosus n. sp., ?Florinites sp. (?Cordaitales), Reticulatasporites foraminulatus n. sp.を, またマイクロプランクトンとしてTasmanites Tanbaensis n. sp.を識別したので記載し, 報告する。
- 日本古生物学会の論文
- 1969-04-30
著者
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八尾 昭
Department Of Geosciences Osaka City University
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高橋 清
Department of Geology, Nagasaki University
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高橋 清
Department Of Geology Nagasaki University
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