アメリカザリガニの額角に誘発した過剰再生体
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概要
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アメリカザリガニProcambarus clarkii(頭胸甲長10-18mm)の額角の殻を一部切除して過剰再生体を誘発した。傷口は3度目の脱皮で僅かに盛り上がり突起状の再生体を生じた。この再生体は,脱皮3〜4度目までは脱皮毎に伸長したが,その後は体の生長に伴って大きくなった。再生体は額角の先端部よりは基部のほうが大きくなる傾向があった。再生体の形態は先端が丸みを帯びているか,あるいは尖っていたが,これらの形態の相違はある程度は傷口の形に依存すると考えられる。
- 日本甲殻類学会の論文
- 1992-12-31
著者
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