アメリカザリガニの鉗脚に誘発した過剰再生体
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概要
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成体のアメリカザリガニProcambarus clarkii(頭胸甲長30-35mm)の鉗脚前節内部の組織を針で引っかき、また幼弱個体(頭胸甲長8-12mm)の鉗脚前節の一部を押しつぶして過剰再生体を誘発した。この再生体は、傷をつけてから第一回目の脱皮で突起状の構造物として生じた。構造物のなかには第二回目の脱皮で枝別れしたものもあった。しかし、枝別れした構造物でも関節は形成されなかった。成体の過剰再生体の先端には鈎爪が形成されていた。
- 日本甲殻類学会の論文
- 1994-10-26
著者
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中谷 勇
山形大学理学部
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中谷 勇
Department Of Biology Faculty Of Science Yamagata University
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村山 修
Yonezawa Kojokan High School
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西田 満
Department of Biology, Faculty of Science, Yamagata University
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西田 満
Department Of Biology Faculty Of Science Yamagata University
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