オオエンコウガニの鉗脚にあらわれた奇形について
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概要
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1990年12月11日に静岡県戸田村沖で獲れたオオエンコウガニGeryon affinis granulatusの抱卵雌の右鉗脚に,過剰再生によると思われる奇形を観察した。不動指の基部より約50°の角度で下方へ向かって長さ約3cmの構造物が生じていた。それには,鉗状に約65°の角度で開く二叉した突起が生じており,それ自体や,その構造物と掌節との間には関節は認められなかった。
- 1991-12-31
著者
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