43Gbps回線を利用したiSCSIの性能測定(セッション3-C : 高速通信・モバイルエージェント)
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概要
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本稿では広域分散IPストレージ構築のための基礎実験として、慶應義塾大学の矢上キャンパスと湘南藤沢キャンパス間に敷設された43Gbps実験回線を用いてiSCSIとNFSの性能評価を行った。さらに比較のためにLAN環境においてもRTTやパケット損失率を変化させて性能評価を行った。その結果、1Gbps程度の回線の場合はRTTが20ms以下ではNFSの方がRTTに影響されにくいことがわかった。またパケットロス率が10^<-4>より高い場合はiSCSIの方がNFSよりも高いスループットを示し、輻輳しやすいネットワークにはNFSよりもiSCSIの方が適していることが分かった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-22
著者
-
寺岡 文男
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター
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西村 純一
慶應義塾大学大学院 理工学研究科
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澤木 敏郎
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター
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金森 勇壮
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター
-
広瀬 健志郎
慶應義塾大学大学院 理工学研究科
-
名倉 正剛
慶應義塾大学大学院 理工学研究科
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名倉 正剛
日本電気株式会社ネットワーク開発研究本部
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名倉 正剛
慶應義塾大学大学院理工学研究科
-
名倉 正剛
(株)日立製作所横浜研究所
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