西オーストラリア産深海性ヒオドシエビ科およびオキエビ科のエビ類、並びにロフォガストリデル亜目のアミ類
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オーストラリアCSIRO漁業局ではこの10年以上にわたって、同国周辺海域で深海性生物の調査を行ってきた。調査の主目的は魚類相とその資源量を明らかにすることにあったが、多数の甲殻類も同時に採集された。ここでは、西オーストラリア海域で採集された甲殻類標本のうち、ヒオドシエビ科(oplophoridae)およびオキエビ科(pasiphaeidae)のエビ類19種と、追録としてアミ目Lophogastrida亜目の1種を加え、合計20種の深海性甲殻を報告すると共に各々の種についての判別菰質を記した。これら20種のうち、Acanthephyra eximia, Eupasiphaea latirostris,Glyphys marsupialis,Pasiphaea tardaの4種はオーストラリア海域における初出現記録であった。
- 1994-10-26
著者
-
花村 幸生
Nansei National Fisheries Research Institute Hiroshima
-
花村 幸生
Nansei National Fisheries Research Institute
-
Evans David
CSIRO Division of Fisheries
関連論文
- 線毛目繊毛虫に寄生されたArchaeomysis属アミ類の出現状況
- 西オーストラリア産深海性ヒオドシエビ科およびオキエビ科のエビ類、並びにロフォガストリデル亜目のアミ類
- 白鳳丸 KH-85-1 次航海においてフローレス海で採集された深海産エビ類
- 調査船 Soela 号によりオーストラリア北西海域で採集されたタラバエビ類