てんかんが疑われたカリフォルニアアシカZalophus californianusの治験例
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概要
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飼育下の雄のカリフォルニアアシカZalophus californianusにてんかん様の発作が頻回認められた。この症例に試験的にフェノバルビタールを日量約2.0mg/kgで投与したところ, 発作の発生頻度が大幅に減少し, 現在も同様の投与量で発作を抑制することに成功している。定期的に採血を行い, 血清フェノバルビタールと肝機能のモニターを行った結果, GGT(Gamma Glutamyl Transpeptidase)の軽度な上昇が認められた。
- 日本野生動物医学会の論文
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