情報家電用システムLSIの低消費電力化手法
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概要
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動的データ駆動方式に基づくメディアプロセッサによる, 単位性能あたりの消費電力削減手法について述べる.ブロードバンド時代の情報家電用LSIには, 動作時消費電流とスタンバイ電流を抑えつつ, 並列オブジェクト処理能力が必要とされることに対し, 自己同期方式への期待と懸念を示す.また, クロック同期型設計と自己同期型設計におけるパイプライン処理時の消費電流の比較を示すとともに, 商品化されている各種データ処理プロセッサの比較から, 自己同期設計に基づく動的データ駆動プロセッサが, 十分良好な性能対面積比, および, 性能対消費電力比を実現可能なことを説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-20