ソシオ・テクニカル・アプローチによる情報化の影響分析
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概要
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本研究は、ソシオ・テクニカル・アプローチを通じて、情報化の影響分析を行う。具体的には、組織コミットメント(Organizational Commitment)の概念を用いて、企業内従業員の情報化とその貢献を捉えにくい原因を探る。実証分析の結果、情動的コミットメントが高いと、情報化と総合的貢献度が正の関係にある。しかし、情動的コミットメントが低いと、情報化指数と総合的貢献度が負の関係がみられる。デジタル時代だからこそ、従業員の組織コミットメントが競争力を提供する。デジタル時代だからこそ、従業員の組織コミットメントが低いと、組織が不安定になる危険性があることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-09-17
著者
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