社会システムとしての超流通システム再考
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
森亮一によって発明された「超流通システム」は、デジタル・コンテンツの権利保護の上で重要な情報工学の技術であることは、「超流通システム」を認知している情報工学の技術者、研究者にとっては異論のないことと考える。しかし、海外において高い評価を受けたこのシステムに関してネットワーク社会での進展と認知が遅れていると筆者は感じている。筆者はこの主な原因として『「超流通システム」は「社会システム」として機能しなければならないのに、「社会システム」としてどうあるべきかという議論や準備が不足している』からではないかと考える。本論文では、この点を掘り下げることによって「超流通システム」を再考することを目的としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-30
著者
関連論文
- ロジスティクスにおける資源配分問題に関するゲーム理論的アプローチ(資源管理の理論と実際)
- ロジスティクスをめぐる資源配分問題 : ゲーム理論と組み合わせ最適化による実問題への挑戦(統合オペレーション)
- Stochastic Game の開放型 Tree Queuing Network への応用(最適化数理の手法と実際)
- 確率過程ゲームの計算機ネットワーク制御への応用 (不確実性科学と意思決定の数理と応用)
- ネットワーク・デザイン問題とそのグラフ構造 (決定理論と最適化アルゴリズム)
- 確率過程とゲーム理論によるComposite Mathematical Finance Modelについて (不確実性と意思決定数理の諸問題)
- Tractable Co-operative Game and Intractable Co-Operative Game Arising from Combinatorial Optimization Problems (Mathematical Economics)
- 第4回 離散最適化と協力ゲーム(2)(離散最適化とその応用)
- 確率過程を考慮したネットワークデザインゲームについて (不確実性の下での意思決定の数理)
- 第3回 離散最適化と協力ゲーム(1)(離散最適化とその応用)
- 施設配置を考慮したネットワーク・デザイン問題について (最適化の数理とアルゴリズム)
- 「離散最適化とその応用」連載にあたって(離散最適化とその応用)
- 確率的要素を考慮したネットワークデザイン問題とその費用配分について (あいまいさと不確実性を含む状況の数理的意思決定)
- 社会システムとしての超流通システム再考
- 通信・放送事業の経済学を情報工学の視点から
- 施設配置を考慮したネットワークデザイン問題に対するラグランジュ緩和法