INFOMAXによる視覚野細胞GABOR型受容野の導出
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概要
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入力像に対して視覚野の細胞がどう応答するかについては「Gabor型」と呼ばれる受容野モデルによって実験結果が良く再現できることが知られている。本稿ではこのGabor型受容野が持つ特徴抽出能力を情報理論的な観点から解析する。そしてGabor型受容野を規定している「Gabor 関数」がある意味で最適な特徴抽出関数になっていることを示す。この結果は、この結果は、生物の視覚野細胞(の受容野)が、情報理論的に見ても最適に構成(自己組織化)されている事を強く示唆するものであると言える。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-21
著者
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