タイムアウト後のduplicate ACK到着問題へのTCP改善提案(セッション5B:システム)(ユビキタスモバイルサービス)
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概要
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fast timeoutアルゴリズムは,移動通信網を含むTCPデータ通信でのハンドオーバーやARQ(Auto reneat request)未完了時に発生が想定されるタイムアウト後のduplicate ACK到着に対して、fast recoveryアルゴリズムの適用を可能とする.しかし,再送タイムアウト(RTO: Retransmission TimeOut)により送信されたセグメントのロスに対しては,従来のTCPと同様に2度目のRTOが発生し,ウインドウサイズを過剰に小さくしてしまう問題が発生する.そこで本稿では,RTOに伴い送信される再送セグメントのロス耐性を強化するloss retransmission アルゴリズムを提案し,不要な2度目のタイムアウトを回避する.ns2を用いたシミュレーションにより,提案アルゴリズムの利用によって従来のTCPよりも効
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-05-13
著者
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