実体-関連概念の拡張によるスケジューリング問題記述の特徴と応用
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概要
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意思決定支援のための数理モデルの記述方法に関する研究は行われているが, 数理モデルによる記述の対象である意思決定問題そのものの操作的な記述方法には適当なものが見あたらない.著者らが意思決定問題の構造化された記述である問題定義の方法として提案しているGERMは, 実体-関連概念をいくつかの点で拡張して利用する.本論文はその拡張の概要を説明し, GERMによる問題定義の記述様式を提案し, F2//Cmaxの問題定義を示すことで具体的に説明する.さらに, 実用的なAPSソフトウェアが解く実際的スケジューリング問題を例として, 具体的に問題定義を記述することを通してGERMの特徴と有効性を示す.
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