生活保護制度における相談援助活動の位置と専門性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
生活保護担当者の研修のあり方を検討する前提として、生活保護制度における相談援助活動の位置と援助者の専門性について考察した。生活保護制度における相談援助活動の守備範囲に関する合意形成と、援助者に求められる専門性の内容の確認、生活保護制度における相談援助活動の構造と援助者の課題について言及した。生活保護制度における相談援助活動の位置(範囲)の設定と援助者の実践行動の要求水準を確定することが必要であり、この設定と確定をもとに、援助者に求められる専門知識や専門技術を習得する方法の開発が必要である。こういった設定と方法の開発があって、はじめて、体系的な研修体制の確立は可能になる。
- 仙台白百合女子大学の論文
- 2004-01-31
著者
関連論文
- 社会福祉士養成における「実習教育」の課題 : ミニマム・スタンダードの設定をめぐって
- 生活保護制度における相談援助活動の位置と専門性
- Moodleによるe-testing学習支援システムの試行 : 社会福祉士国家試験対策システムを中心に