モダリティ形式の分類
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概要
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モダリティとは文事態と現実との関わりを表す文法カテゴリーであり,しばしば客観的な命題とか,主観的な把握の仕方と述べられてきたものとは,カテゴリーとして異なる。客観的と称されてきたものは超越的な対象,主観的と称されてきたものは射映として把握される。いわゆる擬似モダリティとされてきた形式の中には,形式において超越的,内容的には射映的とみなされるものがあり,その相克が特異な文法的振る舞いをもたらすと考えられる。
- 日本語学会の論文
- 2003-01-01